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ごく普通の人々の生活が、あたたかい視点で正確に綴られています。言葉の選び方も優しい感じがして、読んでいて楽しかったです。

留学経験をテーマにした「あめりか物語」「ふらんす物語」からの抜粋。ルビが振ってあるのでスムーズに読めました。

新聞で紹介されていました。昔、国語の教科書に載っていた作品が詰まっています。名作ばかりで子供に読ませたい本です。

サドを翻訳した作家だけあって、異色の文学という印象を持った。無論、悪い意味ではない。ちくま文庫は本当に優れた作家を取り上げていると思う。

森外は学生時代によく読みました。久しぶりに読み返し、その価値を再確認しています。有名な「高瀬舟」も昔より深く読めているような気がします。

不思議な雰囲気の小説集。「一千一秒物語」はまるで詩のような・・・。何度も読み返しています。

７年前から、大好きな人です。この作品集も素晴らしかった。発送も早く嬉しかったです。

「少女地獄」を読んでみたくて購入しました。タイトルからしてものすごいですが、読んでみると割と普通のオムニバス3話形式です。「少女」というと、10代前半を思い浮かべますが、ここに出てくる少女は、20歳前後の、比較的大人な女性達です。嘘の世界で周囲を欺かないと生きていけない少女、友人の恋の恨みをはらすために男性に近づき、逆にミイラ取りがミイラになってしまう話、家族や先生に外見的コンプレックスのことで惨めに扱われてきた少女の復讐…。うち2編は「ドグラマグラ」以降の作品とのことで、とても読みやすく仕上がっていました。リメイクすれば、十分現代でもドラマ化できるのではないでしょうか。

親子２代で習った”くじらぐも”の本が出版されたと新聞で読み即注文しました。本当は一冊の本になって欲しいんですけど、教科書以外ではこの本が初めてなので、嬉しいです。大事にします。

日本文学を鉛筆でなぞり書きする脳トレ本に「刺青」の冒頭部分が載っていた。全文を読みたいと思ったので、ちくま日本文学第14巻に全文が収録されていて嬉しかった。

巻頭は代表作「たけくらべ」。最初はつっかえながら読んでいましたけれども、段々と読み慣れてきてよかったです。

たくさんのお話が入っていて、このお値段ではとてもお安いと思いました。でも夜寝る時に孫に読んであげるには老眼の私には字が小さすぎて読んであげられませんでした。 若いお母さんにはおすすめ（大）です。

本当に様々なストーリーが詰まっているので、新しい話を知っていく部分ではとても面白いです。ですが、１話ごとの話がとても短い。半端なところで無理やり終わらせている話もありますし、１分未満で読み終わってしまう話もあります。もう少しちゃんとした状態で話が掲載されていると良かったかな？と思います。

以前からずっと、甥っ子たちへのプレゼントにしようと考えていた本でした。文字は普通の大きさなので、小さな子供が一人で読むための本ではなく、読んで聞かせる本です。お話しもたくさんだし、とっても懐かしい物語もあるので素敵な本だと思います。

中島敦の小説を読んだのは恥ずかしながらこれが初めて。芥川賞の候補になったこともある作家だけあって、素晴らしい小説集だった。