【良品】 SUZUKI バイオリン NO.280 3/4 Anno1997 Suzuki NO.280 3/4 Anno Violin From Japan (Note: Strings must be

音が潰れやすいビッグバンドの編成で、時代が時代なのに音質の方は同じ東芝EMIのシリーズの「ベニーグッドマン物語」と共に頗る良い！！！ と言うか、驚愕レベルです。 このシリーズでは珍奇にも「ベニーグッドマン物語」と合わせて長時間録音なのも嬉しいところ、ただしもう殆どの店で売り切れ状態かなｗ 同シリーズはまだ継続中なはずなので、欲しい盤は早めに手を出しておきましょう。 蛇足ですが、買い手がつくかどうかは股別の問題として、Amazonとかではプレミアついてますね。

渋いジャケット、タイトルも気障であるが「トランペットの詩人」ときたら、どうしても性分的に聴いてみたくなるのが人間であるｗ ただ、このトニー・フラッセラのアルバム、オリジナルタイトル（？）はトニー・フラッセラとしかつけようがなかったようで、理由としては寄せ集め音源だからの様だ。よって、サイド面は結構変化があるが、音圧が統一されているだけでも良しとせねばなるまいかｗ とにかく、活動時期が非常に短く、麻薬の影響からか42歳で夭折しているので実質的なリーダー作がこれ1枚というのが価値を高めているのであろうが、残念ながら唯一無二のような存在感は感じられなかったのが残念。。。 基本的には、ブロウはまずなく、メロウな感じのスタイルであるが、トニー・フラッセラ節というか、らしさというかそういった物が全く感じられなかった。 サイド面も問題有るかな？？？ アレンジで目を見張るような部分も殆ど皆無と言っていいし、ソロパートも唸らされ、鳥肌が立つスリリングさが無いんですよね。。。 ライナーツノートには、かのマイルス･デイヴィスが一目置いていたとの記述があったが、何処までが真相か図りかねない。リスペクトしていたのは麻薬の打ち方でなかったのかと邪推してしまったほどだｗ とにかく、初心者には全く持ってお勧めは出来ないかな？？？ ★もかろうじて４つといった感じかな？？？

「ケリー・ブルー」「枯葉」「ノー・ブルース」等うまさが光ります。

オールスタンダードで、車内でのリスニングに最適でした。